成人式は大切な区切り
未成年の時期には経験不足から何かと失敗をしてしまうものですが、幼少期の失敗はその後の成長のバネになり得るので、社会も寛容に見てくれますね。しかし、年齢が進みそれまでのように失敗が許されない年齢に達する時期が設定されています。その時期を境に成人とし、あらゆることを自分で決定し自分で責任を取ることになります。成人式は、未成年だった者が成人となったことを社会に公表する、とても大事な区切りであり大切な儀式です。
成人式は重要なお祝いの儀式
成人になったことを自他ともに強く意識するために、ほとんどの自治体では式典を行います。また、成人になることは立派に成長した証でもあり、大変に目出度いことなので、社会から祝福されお祝いされるとても重要な節目でもあります。
さて、振袖は未婚女性の第一礼装となっていますので、人生の中で最も大切なお祝いの席で、第一礼装の振袖で参列することは至って自然ですし、成人となったことを祝う儀式にはとても相応しい服装であるということが言えます。また、振袖は礼服ですが、これ以上ないというほど華やかな衣装でもあります。そのような理由から、成人式では振袖が着用されています。
ところで、ほとんどの女性は、成人式に振袖を着るようですが、その後振袖を着る機会はあまり無いようです。つまり、成人式の時に1回は振袖を着るものの、その後は着ることが殆どないということは、それこそ一生に一度の機会になる公算が大きい振袖です。そんな晴れ舞台で、自分と同じ色柄の振袖を着ている女性にばったり遭遇してしまうようなことは珍しくありません。せっかく長い時間と費用をかけて選ぶ振袖ですから、自分だけの振袖姿を演出したいですよね!心から納得のできる振袖を選んで頂きたいと願っています。