振袖を身にまとって成人式や友達の結婚式などにお出かけするのは、何とも楽しい時間ですね。その楽しい時間をより楽しくするいくつかのヒントがありますので、ご参考にして頂きたいです。
1、振袖本体とアクササリー
①振袖と帯 ②アクセサリー類
2、ロケイションで演出
3、着付けと料金
以上の観点で見て行くことにしましょう!
第一回目は、「振袖本体とアクセサリー類」のお話をご紹介させていただきます。
1、振袖本体(振袖・帯)
アンティークの振袖は他の人と同じ色柄はがかぶることはありません!
楽しい振袖体験で、振袖本体が最も重要な要因であることは確かですね。まず最初に、ご自分の色や柄の好みでお選びになるといいと思います。しかし、現代物の色や柄のパターンはそれほど多くありませんし、色柄の好みも同年代の女性では似通ってしまいがちです。知らないうちに同じ色柄の振袖を多くの女性が選んでいるかも知れません。
大正時代のアンティーク振袖は、注文主がオーダーし、注文を受けた職人が一点一点手描きや刺繍を施したものですので、同じものはこの世に存在しません。他の方と被ることはありませんので、自分だけのお洒落を楽しみたい方にはお勧めです!勿論、色柄が現代の物と違うだけではなく、アンティークの振袖は生地が縮緬ですので、しっとりとした何とも言えない肌触りと見た目の色柄の奥深さがあります。
「明治大正の振袖」、「振袖選びのヒント」などもご参考下さい!
帯が主役
振袖を着る際に、帯との取り合わせがありますが、着物には暗黙のルール(慣習)があります。「帯は振袖と同等か上のグレードを合わせる」、ということになっています。振袖は立派でも、帯のグレードが下がってしまうと全体のバランスが欠けてしまいます。逆に、帯が振袖のグレードを上回っているのはOKということになっています。とにかく、振袖を選ぶ際に、帯の選択が重要になってきます。